Brainとは?やQ&Aでも書いてある通り、ほとんどのPocketPCやHandheldPC向けアプリは起動できません。しかし、少数ながら動くアプリもあるので、このページではそのやり方を説明します。また、XTBook等容量を圧迫するアプリもあるので、MicroSDカードの使用を推奨します。
注意: 2021年に発売された第5世代に該当するモデルでは、既存アプリが公式のものを含めて起動不能となっており、現状この Wiki に記載されている内容は使えません。詳細はこちら。
※ファイルは「」、フォルダは『』、プログラム名は【】、メニューの項目名は[ ]で囲ってあります。
目次
第1世代, 第2世代, 第3世代 及び PW-SB5, 6, 7[編集 | ソースを編集]
まず最初に、Brainの[追加アプリ/動画]にアプリを表示させるための下準備をする。
- Brain の [アクセサリー]→[パソコン接続] で [本体メモリと接続] or [メモリーカードと接続] を選択し、PCに接続する。
- PCに接続するとドライバのインストールが始まるので、しばらく待つ。正常に終了すれば右下に通知もしくは自動再生が表示される。
- リムーバブルディスクとして接続されるのでエクスプローラーで開く。
- 右クリック→新規作成→フォルダー をクリック。『アプリ』という名前でフォルダを作る。
これで下準備は終了。
基本的には『アプリ』フォルダの中に導入したいアプリの名前のフォルダを作成し、その中に名前をAppMain.exeにしたアプリ本体とダミーファイルのindex.dinを保存するだけでOK。
index.dinとは?[編集 | ソースを編集]
- Brain(SharpLib.exe)にアプリを認識させるためのファイル。
- ブレーンライブラリーから入手出来るアプリには全てこれが入っている。
- 各アプリに必要なあれこれが書いてあるらしいが詳細不明。幸い[追加アプリ/動画]にアプリを表示させるためだけならダミーファイルでも問題無い。
index.dinの作り方[編集 | ソースを編集]
- PCでメモ帳を開く
- 何も書き込まずにindexと名前を付けて保存
- 拡張子を.txtから.dinに変更
なお、同様の手順で空の AppMain.cfg も作成して一緒に配置すると、高解像度機種で「追加アプリ・動画」から起動したときに低解像度モードに移行しなくなる。
稀にSDカードや本体ストレージのルートディレクトリに入れなければ動かないアプリがある。そういったアプリは「追加アプリ・動画」から起動できないので、ceOpener や explorer から直接起動する。ちなみに、「追加アプリ・動画」から起動するつもりのないソフトは、以上の手順を踏まずとも好みの場所に配置してよい。
第4世代 (PW-SB5, 6, 7を除く)[編集 | ソースを編集]
ビジネス・大学生モデルを除く PW-S*4(第4世代)以降の機種では、公式アプリ以外に起動制限が掛かるようになった。また、PW-S*6 ソフトウェア更新適用後機および PW-S*7 以降の機種(第4世代後期型)では、さらに強固なプロテクトが掛けられるようになった。
これらの機種は、SHARP の意向を汲んで普通に電子辞書として利用することを推奨する。ただし、Brain Hackers でプロテクトを回避するツールが研究されているので、どうしてもプロテクト付き機種でも活用したい人は参加してみても良いかもしれない。
以下は旧来の方法である。強固なプロテクトをもつ第4世代後期型では使用できないほか、リバーシ自体も既にブレーンライブラリーから削除されている。
SHARP BrainのWindows CEを活用する Part12 より[編集 | ソースを編集]
885 :例の電子辞書:2018/09/17(月) 12:22:17.37 ID:h7El/Rwu ちょうどいいカメラが手元になくて綺麗に取れないがこの通り https://imgur.com/a/tyFJxEr
887 :例の電子辞書:2018/09/17(月) 12:54:56.63 ID:h7El/Rwu 以下長文で方法 まず公式で起動するアプリを用意する 少なくともリバーシでは再現できる 次に埋め込むプログラムを用意する これはまたあとで上げる そしてうさみみハリケーンのUMPE.exe(PE情報が見れるなら何でもいい)を用意する UMPEで公式アプリのエントリーポイントを探す 埋め込むプログラムの0x400から0x5FFまでを公式アプリのエントリーポイントから上書きする その他セクションも上書きしていく その状態で辞書メニューから起動するとなんかファイルがないって言われる これは仕組みはよくわかってないが私の予期するメモリ位置と本来のメモリ位置が違うようなので 0x1000からエントリーポイントまで0x5c 0x00で埋めるとexplorerを起動させるプログラムの出来上がり 元のindex.dinとできたプログラム(AppMain.exeに名前を変えておく)を アプリフォルダにいつもアプリを入れるようなやり方で入れる フォルダ名は不問 SD/NAND3 どちらでもよい 辞書から起動するとexplorerが開く
895 :例の電子辞書:2018/09/17(月) 14:55:54.79 ID:h7El/Rwu >>894 上書きは別途バイナリエディタが必要(まずUMPEは本来ARMなどの実行ファイルに対応していない) 0x400は埋め込むファイルの.textセクションの始まりかつエントリーポイント 上書きされるのは公式アプリのほう その他セクションとは .data .pdataのこと これを書こうとして気づいたが 上げたstart.exeどっか壊れてるのか? UMPEで開けなかった
897 :例の電子辞書:2018/09/17(月) 15:00:44.31 ID:h7El/Rwu >>896 そっちの解析はまだ進んでない >>895 上げたstart.exeはUMPEで開けないのでセクション情報 .text 0x400-0x5FF .data 0x600-0x7FF .pdata 0x800-0x9FF
上記の方法に則り作業をしていけば第四世代でもアプリの起動が可能となる。
公式アプリには当然著作権があるため、編集済みのアプリをネットにアップする等の行為は絶対にしないこと。
解説動画
【解説動画】電子辞書 新型SHARP BrainのWindows CEを活用する【PW-S*4,PW-S*5】
最初にはBrain用のタスク管理アプリを入れるのがオススメです[編集 | ソースを編集]
- TestCE(NexHawks氏作成)
- CeOpener(Knatech氏&Grain氏作成)
- Task Switcher(川本 優氏作成) ダウンロード
- Selector(NexHawks氏作成) ダウンロード ダウンロード(第三世代用パッチ)
有志による解説動画
【解説動画】電子辞書SHARP BrainのWindows CEを活用する 基本編①
Brain アプリ起動の原理
また、最近はダミーDLL等の登場で動くアプリの数が増えてきています。 もし動いたアプリがあれば 動作/不動作報告スレにて報告して下さると助かります。