Brain でプレイ可能なホラー FPS には Doom がありますが、後発の「Duke Nukem 3D (デューク ニューケム スリーディー)」もプレイ可能です。
Duke Nukem 3D とは[]
1991 年に 3D Realms 社より 2D の縦横スクロールシューティングゲームとして発表された「Duke Nukem」シリーズの3作目に当たる、1996 年 1 月 29 日発表の「Duke Nukem」シリーズ初の FPS ゲームです。まず MS-DOS 向けにリリースされ、セガサターン、PlayStation、 Mac OS、メガドライブ、ゲームコムなどへの移植も経る中で、Windows CE へも移植されていた、世界的に有名な作品です。それまで FPS というジャンルを席巻していた「Doom」には存在しなかったギャグ要素や上下方向の概念などが盛り込まれた本作は、後続の FPS に大きな影響を与えたとも言われています。先発の FPS「Doom」にどことなく似ていますが、実際に遊んでみると現在の FPS に通ずる要素が多いです。また、Windows CE 版では、cfg ファイルを編集することでユーザーサイドで自由にキーマップや表示解像度などを変更できるのも特徴的です。
導入[]
ダウンロードしたファイルを解凍し、「アプリ」フォルダに入れてください (第4世代での導入方法はアプリの起動方法を参照)。 次に、GAPI for HPC の設定をします。詳細はこちらを参照してください。
なお、これはデモ版に Brain に必要なファイルの追加と解像度や操作の設定の最適化を行ったものです。
遊んでみよう[]
操作方法[]
- 上下キー: 前進・後退
- 左右キー: 右・左を向く
- 決定 (Enter): 射撃
- スペースキー: ドア開閉
- シフトキー: ダッシュ
- J: インベントリ
- P: インベントリ左
- U: 十字線表示・非表示
- Q: クイックターン
- D: キック
- X: ジャンプ
- C: しゃがむ
- W: 上を向く
- A: 左を向く
- S: 右を向く
- Z: 下を向く
- 戻る: メニュー表示
大まかな操作は以上になります。一応、両手でタイピングしてる風に操作できるように配慮しています。また、射撃は画面をタップすることでもできますが、やりづらいので推奨しません。
メニュー画面[]
最初に表示されるメニュー画面は、こんな具合になっています。
- NEW GAME
- 新しくゲームを始める。
- OPTIONS
- グラフィックや音声をいじる。
- LOAD GAME
- 続きから始める。
- HELP
- ゲームの設定を読む。
- CREDITS
- クレジット。何も表示されない。
- QUIT
- ゲームを終了する。
「HELP」には操作方法が記載されていますが、操作方法を変えてあるので意味はないです。また、「LOAD GAME」は、セーブをしないと使用できません。オートセーブ機能はないので、こまめにセーブをするようにしましょう。「NEW GAME」を選ぶとステージ選択画面が出てきますが、4 つのうちプレイ可能なのは一番上の「L.A. MELTDOWN」のみです(探せばフリーの自作ステージがあるかもしれませんが...)。ちなみに他のステージを遊ぼうとするとゲームが終了してしまいます。デモ版なのであきらめましょう。ステージを選ぶと難易度の選択画面に移ります。一番上の「PIECE OF CAKE」がいわゆる「簡単」で、一番下の「DAMN I’M GOOD」が「難しい」です。
プレイ[]
一通り設定し終えて、いよいよゲームスタートとなります。初期装備は拳銃一丁にパラべラム 50 発。時間制限はないので、まずはスポーン地点のまわりで一通りキーボードでの操作に慣れてみましょう。スポーン地点はビルの屋上で、まだ敵はいませんから、まずはキーが正常に反応することを確かめてください。
操作に慣れてきたら、早速戦闘開始です。まず辺りを探してみてください。拳銃弾とかはよく落っこちていますから、後半で弾不足にならないようにアイテムを拾っていきましょう。アイテムを拾い終えたら下へ降りるのですが、下へ通じているのは大きな換気口だけ。構わず換気口を撃ってください。拳銃でも大概のものは壊せるようです。
下へ降りると、早速エイリアンが待ち構えています。決定キー連打です。このゲームの敵キャラ、うまく隠れて死角から撃ってきたりするので、周辺の確認は怠りたくないです。背後に回り込まれたらクイックターンで素早く後ろを向けるので、積極的に使いましょう。敵キャラの配置もさることながらアイテムの配置も巧妙で、一見すると行けそうにないところでも、アスレチック感覚でたどり着きさえすれば序盤からかなり強力な武器も手にできます。戦闘だけでなく、様々な要素が組み合わさったゲームです。
ポーズとセーブ[]
プレイ中に「戻る」キーを押すと表示されるポーズメニューからセーブすることができます。セーブスロットは 10 個と贅沢に使えます。基本的には、どれだけ戦局が悪かろうといつでもセーブが可能です。セーブをしておけば、死んでしまっても最新のセーブ地点から再開させてくれます。ステージが1つしかない代わりにボリュームのあるゲームですから、セーブはこまめにしておきましょう。
備考[]
DUKE3D.cfg について[]
Duke Nukem 3D の実行ファイルと同階層にある設定ファイル、「DUKE3d.cfg」。この中身を編集することで、自由にキーの配置、解像度、音声の再生レート、その他もろもろの細かい設定が可能になります。Brain でも KN MemoPad などのテキストエディタを使えば編集できます。
解像度[]
解像度はデフォルトでは 480x320 に設定してあります。この画面サイズは第1世代、第2世代の画面サイズですが、第3世代以降の場合、辞書アプリの「追加アプリ/動画」のメニューから起動することで、解像度を合わせることができます。プロテクト付き機種の場合は、Manual low-res を使うことで低解像度モードでのプレイが可能です。
解像度を第3世代の 800x480 にすると強制終了したため、解像度はあまり上げすぎない方が良いです。ちなみに解像度を下げるとフレームレートが向上するので、多少の画面サイズを割り切ってもゲーム性を重視したい方は解像度を下げるといいでしょう。キーの配置については特に問題は発生しませんでした。お好みの配置にして、より快適にプレイできるようにするのも良いですね。