Brain Wiki

各種文字コードに対応した高機能テキストエディタ jot の解説です。

Brain の世代 対応状況
第1世代 使用可能
第2世代 使用可能
第3世代 使用可能
第4世代 使用可能

概要[]

Aquamarine Networks 作成の Windows Mobile (W-ZERO3 など) 向けテキストエディタです。各種文字コードに対応し、改行やスペースの表示ができるなど、汎用性の高いテキストエディタとなっています。最新版がリリースされたのは 2010 年の 6 月 20 日と、Windows CE のアプリとしては比較的新しいアプリで、Brain で Windows CE のアプリが動くことが発見された当時、まだ開発が継続されていました。NYSL というライセンスが適用されたオープンソースのフリーソフトウェアだというのも特徴の1つです。

導入方法[]

サイト / ダウンロード(オリジナル版) / ダウンロード(日本語版)

本家 jot は CAB インストールが必須なので、導入の難易度や使いやすさも含めて日本語版がおすすめです。日本語版はファイルを展開して「アプリ」フォルダに入れるだけです(第4世代での導入方法はアプリの起動方法も参照)。

主な機能[]

20180724153046

文字コードおよび改行コードの指定が可能です。Shift_JIS、UTF-8、UTF-16 以外にも、EUC や JIS などに対応しています。

  • Undo
  • コピー・切り取り・貼り付け
  • 文字コードの変更 (Shift_JIS, JIS, EUC, UTF-8, UTF-16, Latin)
  • 改行コードの変更 (CR, CRLF, LF)
  • 検索・置換 (正規表現に対応)
  • 文字サイズ・フォント変更
  • 行番号表示・編集行の下線表示
  • gsgetfile.dll 対応
  • シフトキーのロック
  • テキストファイルとの関連付け

KN MemoPad のような辞書アプリとの連携機能はありませんが、かなり高機能なテキストエディタです。

備考[]

20180724153023

メニューバーが隠れていますが、スクリーンキーボードで Alt キーを押してやれば使えます。

メニューバーが隠れてしまっていますが、スクリーンキーボードもしくは ceOpener の KeyBinder で Alt キーを押すとメニューを表示できます。また、ceOpener の「スタート」→「プラグイン」→「キーの割り当て...」で、任意のキーに「12: menu」を割り当てる方法もあります。一応、わずかに見えているので頑張ってタッチしても表示可能です。

オプションで下線表示や行番号表示・フォント変更などの様々な便利機能の設定を行えますが、OK ボタンが見当たりません(右上の × はキャンセルです)。代わりに、キーボードの決定ボタンを押すことで設定を反映させることが可能です。