Brain Wiki
Brain Wiki
124
ページ

1. Microsoft Download Center から eMbedded Visual C++ 4.0 JA をダウンロードします。
また、デスクトップなどのわかりやすい場所に"2"以降で使用する作業用フォルダを作っておきます(例:unzip_emvc)

2. ファイルをダウンロード後、クリックして実行すると自己解凍の設定が開きます。
Browse... ボタンをクリックして"1"で作成した作業用フォルダのディレクトリを指定しておきます。
そして、Unzip ボタンをクリックして解凍を実行します。

3. 完了後、"2"で指定した作業用フォルダのディレクトリ直下にファイル群が展開されていることを確認します。

※4以降の手順は Windows Vista 以降と 2000, XP で異なります。

Windows 2000, XPの場合[]

4. "3"で確認した作業用フォルダ内の setup.exe を実行し、ダイアログの指示に従ってインストールします。なお、途中で聞かれるプロダクトキーはダウンロードページに記載されています。

5. Service Pack 4 をダウンロードして実行します。"2" と同じく自己解凍の設定が開くので、同様に解凍します。

6. DISK1 というフォルダができているはずなので、その中の setup.exe を実行し、指示に従いインストールします。

7. 終わったら、Standard SDK をインストールします。なお、以下の SDK は両方インストールし、ビルド時に選択することも可能です。

  • 他の CE4 系デバイス(シグマリオン3など)も対象とする場合は"3"で確認した作業用フォルダ内の SDK フォルダに入っている setup.exe を実行し、指示に従いインストールします。
  • 他の CE4 系デバイスを対象としない場合は Windows CE 5.0 の Standard SDK をダウンロードし、インストールします。

なお、Windows CE 5.0 用の Standard SDK を用いると SHARP Brain のネイティブに最も近いものができるので、基本的には後者を推奨します。

Windows Vista 以降の場合[]

注) この手順では eVC4 のフル機能を使用することはできず、また互換性オプションで何とか動作しているレベルなので問題が生じる場合もあります。Windows 2000 や XP が使えない場合は、VS2005, 2008 か CeGCC を使うのが無難です。

以下、インストール時にエミュレータ関連のエラーが出る場合がありますが、無視してください。

4. "2"で生成された setup.exe を、Windows XP (Service Pack 3) の互換モードを設定して実行します。その後指示に従いインストールします。なお、途中で聞かれるプロダクトキーはダウンロードページに記載されています。

5. Service Pack 3 をダウンロードして実行します。"2" と同じく自己解凍の設定が開くので、同様に解凍します。なお Service Pack 4 はエラーが出てインストール不可能でした。

6. DISK1 というフォルダができているはずなので、その中の setup.exe を Windows XP (Service Pack 3) の互換モードを設定して実行し、指示に従いインストールします。

7. 終わったら、SDK フォルダに入っている setup.exe も同様に Windows XP (Service Pack 3) の互換モードを設定して実行します。その後指示に従いインストールします。Windows CE 5.0 の SDK を使うのが推奨ですが、SP4 がインストールできない以上使用できないので仕方ありません。

8. 終わったら、スタートメニューに追加された Microsoft eMbedded Visual C++ 4.0 を実行(ここでも念のため Windows XP (Service Pack 3) 互換モードを設定したほうが無難です)し、新規作成を押します。以下のような Window が出るので、右下の CPU にチェックができるかどうかを確かめます。グレーアウトしている場合、インストールに失敗しているのでもう一度今までの手順を確認してください。

EVC4 CreateNew.png

ビルド[]

「ファイル(F)」「新規作成」「WCE Application」で適当にプロジェクト名を決めます(例: HelloBrain)。プロジェクトの場所はデフォルトでは奥底 (C:\Program Files\Microsoft eMbedded C++ 4.0\Common\EVC\MyProjects\XXX) になるので、変えておいた方が良いです。

CPU は ARMV4I にチェックを入れます。他もターゲットにしたければ追加でチェックを入れても構いません。

「標準的な"Hello World"アプリケーション」を選択し「終了(F)」、次に OK を押します。

左上に「Win32 (WCE ARMV4I) Debug」、また Windows CE 5.0 の SDK を使う場合その左に「STANDARDSDK_500」が設定されていることを確認し、「ビルド」ボタンを押します。終了時に「・・・アプリケーションをエミュレータ デバイス上で実行することはできません」みたいなエラーが出ますが、無視して OK を押します。

するとプロジェクトフォルダの ARMV4IDbg に Brain で動作する実行ファイルが生成されます。Brainでのアプリの起動方法に記載の方法そのままで実行すると、サンプルアプリケーションが実行されるはずです。

補足[]

ソースファイル、ヘッダファイルやリソースは、左を「FileView」に切り替えると現れ、ダブルクリックで開けます。なお、文字コードは Shift_JIS のみに対応します。

「プロジェクト」->「設定」->「リンク」の出力ファイル名は「ARMV4IDbg/AppMain.exe」(Release ビルドなら「ARMV4IRel/AppMain.exe」)にしておくと、毎回変更して転送する手間が省けるので楽です。また、外部ライブラリを使う場合やリンカエラーが出た場合は、その下の「オブジェクト/ライブラリ モジュール」に必要なライブラリファイルを追加することになります。WinAPI 関数がどのライブラリで提供されるかは、「関数名 Windows CE」とかで出てくる MS の記事の一番下に書いてあります。「commdlg.lib」なんかは追記することが多いかもしれません。

実際に開発する場合は、「空のプロジェクト」を作成してソースコードを追加し、ビルドすることをお勧めします(自動生成されるものはファイルがごちゃごちゃしている)。このような既存のプロジェクトを参考にすることも可能です。