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第2世代最初の中学生向けモデル、PW-G4200 の解説です。

概要[]

PW-G4200

PW-G4200。先発の PW-G4000 から中学生モデルは続投され、今もリリースされ続けている。

2012 年 1 月発売。第2世代のローンチモデルの 1 つとして中学生モデルの形態で販売されました。

活用の可否 Windows CE 利用可
CPU ARM926EJ-S (Armv5TEJ)
MPU Freescale i.MX28
メモリ 128 MB
ディスプレイ 5 型高精細 HVGA (480x320) カラー TFT 液晶
サブタッチパネル 240x120
ストレージ DSK1 SD Memory Card
DSK5 NAND CD (NAND1)
DSK6 NAND Dic (NAND)
DSK7 NAND Extra (NAND4)
DSK8 NAND System (NAND2)
DSK9 NAND User (NAND3)
その他 ヤマハのオーディオチップを搭載。MPU が第1世代の東芝製のものから Freescale 製のものに変更され、Gine が使えなくなった。その反面、動作速度は大幅に改善。

SHARP 公式によるニュースリリースでは「高性能プロセッサの採用により、処理能力が従来比約 2 倍 (第1世代 PW-A7000 比) になり、画面送りや検索が快適に行えます。」とアナウンスされているだけあって、処理速度が大幅に向上。その処理速度の恩恵か、フォントにアンチエイリアス処理が施されています。充電池は搭載せず、ヒンジ部に単 3 乾電池を収納する形態に変更。第2世代 Brain の大きな特徴でもあります。また、サブタッチパネルが大きくなり、一部の Brain 用のアプリもこれに追随。ceOpener などではサブタッチパネルを使用して直接記号などを入力することが可能になりました。

駆動時間と重量[]

駆動時間は60時間、重量 305g (電池含む)。Brain シリーズの重量は長らく 300g 台で横ばいです。

コンテンツ[]

110 コンテンツを収録。「ブリタニカ国際大百科辞典」は収録されていますが、PW-G5200 に収録されている「広辞苑 第六版」は PW-G4200 では収録されず。もっとも、中学生モデルで広辞苑ってのも変ですけどね。

筐体の各部品[]

PW-G4200parts

基本的に機種名は違っても、ハードがその年のモデル間で異なることは稀。

USB 充電に対応し、この端子でファイルのやり取りと充電をまとめてこなします。PW-G4200 は充電式ではなく乾電池駆動ですが、電源方式に USB 給電を使用して電池を節約することも可能です。なお、USB ホスト機能はありません。キーボードは導電ゴムの上にプラスチックがかぶせられた構造。タッチタイプは、一応ポッチがついているため、その気になればできるようです。スピーカーはモノラルで、キーボード左手前に取り付けられています。

動作速度[]

処理速度の向上を売りにしているだけあって、かなり速くなりました。特に TCPMP のベンチマークスコアは第3世代をも上回り、秒間 40 フレームという数値を叩き出します。中学生モデルなめんなよって感じでしょうか。

その他[]

乾電池に使用できるのは

  • アルカリ乾電池
  • ニッケル水素充電池
  • eneloop (三洋電機/パナソニック)

とのこと。マンガン乾電池は電圧不足で使用できません。リセットすると使用電池の種類の設定を求められるので、アルカリ乾電池かニッケル水素充電池かを選んでください。

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