Brain を起動したら、すぐに ceOpener も起動させる方は多いでしょう。外観や操作感覚などは Windows CE のものに勝るとも劣らないものになっています。しかし、Brain には表示こそされないものの Windows CE ネイティブのタスクバーとスタートボタンが部分的に実装されており、RevealT で表示させることが可能です。ここに欠落している機能を補完する WisBarZ を組み合わせれば、タスク管理やスタートボタンの機能を使えるようになります。
画面解像度が 480x320 である第1世代・第2世代でお試しください。WizBarZ 自体は第3世代以降でも利用できますが、CERestorer を推奨します。
導入[]
- RevealT と WisBarZ、レジストリエディタが同梱されたファイルをダウンロード・展開します
- Brain の SD カードの「アプリ」に「Wis Bar」フォルダごと転送し、レジストリエディタ (RegEdit.exe) を起動します
- これ以外のパスに配置する場合は、「XC.reg」内に記述されているパスを書き換えます
- メニューの「File」を選択し、「import」から「Wis Bar」フォルダの「XC.reg」を選択してインポートします
- 画面は何も変わりませんが問題ありません
- RevealT を起動し、スタートボタンが抜け落ちたタスクバーを表示させます
- WisBarZ を起動し、スタートメニューと各種アイコンを表示させます
時計の右のアイコンはデスクトップの表示、その右は WisBarZ の設定です。日本語入力を使いたければ、ceOpener を起動したまま WisBarZ を起動し、ceOpener のタスクバーを最小化してから WisBarZ のタスクバーをタップすることで、画像のような状態にできます。
スタートメニューのプログラム[]
スタートメニューの「Programs」には、まだ Explorer しか登録されていません。そこで、SD カードに入っているプログラムを追加してみましょう。まず、Explorer で SD カード内の追加したいアプリをまずコピーして、本体 RAM ディスクの Windows¥Programs フォルダに移動します。そして貼り付け・・・なのですが、注意点があります。ここで貼り付けるのは「Paste Shortcut」で作成できるショートカットです。そして、ショートカットを貼り付けたら、メニューで表示させたい名前にショートカットファイル名を変更します。逆に、メニューから削除したい場合はショートカットを消せばメニューから消すことができます。
なお、リセットすると設定が全ロスするので、\Storage Card
や \NAND3
などににフォルダを作って、ショートカットをまとめて入れておくとよいでしょう。アイコンはすべて小アイコンで表示されます。
備考[]
タスクバーのスキンは自分で作ることもできます。お好きなようにカスタマイズしてください。また、WisBarZ 自体は MioPocket 等にも入っていますから、そこから入手しても構いません。