Brain Wiki
Advertisement

Task Switcher は、川本優氏が開発した Brain 向けタスク管理アプリです。高速でメモリ使用量も少ないことから、コアなファンの多いアプリです。また、UI のカスタマイズ、簡易スクリプト言語、SDHC に対応しない機種での SDHC 対応化などの特徴的な機能を有しています。

導入[]

サイト / ダウンロード (最新版 Ver 1.8)

フォントの準備 (Windows PC が必要)[]

初めて Brain を使う方は、まず日本語化用フォントを作成します。Brain で MS ゴシックを使用したければ「tswbrain」フォルダ内にある「MS UI Gothic.bat」を、メイリオフォントを使用したければ「Meiryo UI.bat」を、ダブルクリックして実行してください。すると黒いコマンドプロンプト画面が表示されますから、何かキーを押して閉じます。すると、「tswbrain¥Task Switcher¥fonts」フォルダ内に「jptahoma.ttc」と「entahoma.ttc」の 2 つのフォントファイルが生成されます。これで PC での準備は完了です。

なお、メイリオはアンチエイリアスを前提に設計されたフォントなので、それがデフォルトでは無効化されている Brain で普通に使用すると汚く表示されます。ResetKit を参考にアンチエイリアスを有効化してソフトリセットした上で、以下の作業を行うとある程度綺麗な表示になります。

起動[]

「tswbrain」丸ごとではなく、その中の「Task Switcher」フォルダを Brain の内部ストレージもしくは SD カードにコピーします。そして「追加アプリ/動画」から Task Switcher を起動すると、左下に小さなメニューが表示されます。第4世代での起動方法は、アプリの起動方法を参照してください。

日本語パッチの適用は、Task Switcher の適当な部分をダブルタップして工具マークを押すと一番下にある System Font Patcher から行えます。SDHC に対応しない機種での SDHC 対応化処理は、起動時に自動で行われます。

使い方[]

20180327200221

アプリの一覧を表示させた状態。スタイラスで選択できる。

ノートとペンのアイコン[]

Brain に登録してあるアプリの一覧が表示されます。アプリの登録は「追加アプリ/動画」に表示させる方法と同様です。

工具みたいなアイコン[]

20180327200236

各種設定。エクスプローラもここから起動できます。

設定および Explorer と Control Panel の呼び出しができます。項目は上から順番に、

Control Panel
Control Panel を呼び出します。
Installer
Task Switcher を内部ストレージに保存します。
My Device
Explorer を呼び出します。
Power Config
電源管理を行います。
Settings Manager
アプリやシステムの設定を保存します。
System Font Patcher
システムフォントを先ほどのフォントで置き換えます。リセットすると元に戻ります。

ウィンドウのアイコン[]

今開いているウィンドウの一覧です。それらの最小化、終了もできます。

「...」のアイコン[]

20180327200241

Task Switcher の設定。フォントの読み込みフォルダは変更できます。

Task Switcher の設定を行います。

  • フォントの読み込みフォルダの指定
  • ホットキー (ショートカットキー) の指定と指定解除
  • 使用フォントの選択
  • スキンの参照フォルダ
  • その他のタスク管理に関する設定

がここからできます。

アイコンをダブルクリックすると[]

20180327200225

CPU とメモリの使用量をリアルタイムで表示。メモリ小さすぎ。

辞書のパフォーマンスがリアルタイムで表示されます。これを使えば、メモリの空きをいちいちコントロールパネルから確認する必要が無くなりますね。また、右のアイコンからは簡易スクリプト言語「TSscript」の読み込みもできます。元のメニューに戻るときは、再度ダブルクリックすれば戻ることができます。

その他[]

Task Switcher には日本語入力機能はありませんが、川本優氏は独立したアプリとして日本語入力アプリJapanese Inputを作成されています。

Advertisement